今年度より宮崎市では男子へのHPVワクチン接種費用の助成が始まりました。対象は小学6年生から高校1年生相当年齢の男子です。これは女子の定期接種と同じです。
HPVワクチンは女性の子宮頸がんを予防するワクチンとして知られていますが、もともとはHPV(ヒトパピローマウイルス)感染を防ぐワクチンなので、HPV感染による病気(中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジロームなど)を予防できます。
男性にもワクチンを接種するメリットがあります。
またHPVは性行為で感染するウイルスなので、自分が感染していないことで相手にも感染させない効果があります。
国内で承認されているHPVワクチンは、サーバリックス、ガーダシル、シルガードの3種類ですが、男性に接種できるのはガーダシルだけです。
標準的なガーダシルの接種は、1回目を受けてから2か月あけて2回目を、1回目から6か月後に3回目を接種するといった方法です。(状況によってはこれよりも短い間隔での接種も可能です)
当院でも接種可能です。費用は無料(全額を公費で負担します)。
13歳未満の方は保護者の同意・同伴が必要です。保護者以外が同伴する場合は委任状が必要です。
13歳以上16歳未満の方は保護者が署名した予診票があれば、保護者の同伴は不要です。
16歳位以上の方は保護者の同意・同伴は不要です。
詳しくは電話でお問い合わせください。ネットからの予約はできません。
電話番号 0985-35-7725

ついに始まりましたね!

そうなんです!
宮崎市ではつい最近までHPVワクチン接種に否定的だった先生がいたり、いまだに男の子の母子手帳のHPVワクチンの欄にペケを書いている小児科さんがいたりするんです。普通に予防接種の情報に触れていたら考えられない行為です。そんな先生たちが他の予防接種を正しくできているかとても不安です。
予防接種に関しては、行政の働きに大きく遅れている医療機関がわりと居ます。

熱いですね。

宮崎市はHPVワクチンの接種に前向きで、補助なども手厚いですね。市長さんのイニシアチブでしょうか。小児科医も応えるべきですね。

2025年8月25日付で、男性への9価のHPVワクチン接種が承認されました。宮崎市の補助が9価HPVワクチンにも適応されるかどうかはまだわかりません。費用的に約2倍になるので難しい判断ですね。