4種混合ワクチンの販売中止に伴う対応について
4種混合ワクチンの製造が終了し令和7年7月ころには販売が中止となる見込みです。
4種混合ワクチンとは、「ジフテリア」「破傷風」「百日咳」「ポリオ」を含むワクチンです。
昨年度から4種混合ワクチンに「ヒブ(Hib)」が追加された5種混合ワクチンが使用されており、新たに4種混合ワクチンで予防接種を開始する人は原則いません。
ところが、4種混合ワクチンは第一期初回として3回、第一期追加として1回接種することとなっていて、この第一期初回あるいは第一期追加がまだ完了していない人について、接種するワクチンが入手できないという状況になります。
そこで、4種混合ワクチンの第一期が完了していない人は、残りの分を5種混合ワクチンに切り替えることができるようになりました。原則として4種混合ワクチンと5種混合ワクチンは同一のメーカーを使うことになっています。
4種混合ワクチンとヒブワクチンの接種回数が違う場合は、回数が揃うように調節します。

なかの人
ややこしいのですが、保護者の方が考える必要はありません。ワクチンを接種する医療機関に相談してください。そのときは母子手帳などのワクチン接種記録が必要です。